ヨーロッパミラン所属の本田圭祐は、ミラン所属後は、イタリア(伊)メディアからあまり良い
評価を受けていませんでしたが、ここに来て、伊メディアは、本田圭祐を評価し始めているようだ。
去る現地時間9日に行われた、セリエA第19節ローマ対ミランに本田が出場しミランが1点
ビハインドで迎えた50分に、ファーサイドに走り込んだカルロス・バツカに、本田が右サイドから
左足でふわりと正確なクロスを放ち、バツカがヘディングシュートで得点し、1アシストを収め、
続く13日のカルビ戦で、14分に、本田のバッカに向けたスルーパスに、抜け出したバッカが
相手を交わして見事なラボ−ナシュートで得点をした事で、今季セリエAで連続の2アシスト目を
上げる活躍をし、これが今回高く評価されたのです。
この本田の活躍に対しイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、合格点となる「6,0」の評価を下し、
ミラン戦は前半ローマに攻めこまれて失点を喫し、後半に盛り返した試合での本田についても、
「30分間は見るに耐えなかったが、その後積極性をみせた」と評価しました。
これは、本田の前節のボローニャ戦での酷評を払拭して、ひとまず伊紙からの信頼を取り戻した
と言え、残す課題は90分間でのプレーの継続性にあるとしています。
ミランはカルビ戦に勝ち、準決勝にコマを進めたことで、準決勝は、セリエBのスペツィアとイタリア
3部のアレッサンドリアの勝者と対戦します。
本田圭祐がここにも出場し、得点に絡む活躍をすれば、伊メディアからの本田評価は更に高く
なることでしょう。
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